No.13
神戸の壁
(神戸市長田区 → 淡路島・津名町)
阪神大震災から まる4年、ここ長田の地に
「神戸の壁」が 寒空に 荒れた肌を さらしている。
公設市場の 防火壁として造られ、
奇しくも 戦災と震災の2度にわたって 大火災を防ぐべく その身を焦がした。
区画整理事業のため 取り壊しの運命を、
淡路島・津名町に移転、 永久に展示保存されることになった。
長田のこの生誕の地で、余生を送らせたかったのだが・・・
はるか神戸の地を離れ、望郷の想いにかられながら、
帰るに帰られない多くの罹災者に 想いを はせる。
(上) ライトアップされた神戸の壁
迫り来る火炎、大きく壁に映し出された逃げる人影
恐怖の夜の 再現
(下) 壁の焼け焦げ跡が、戦災と震災の歴史を語る
1999年1月撮影
CONTAX S2b/Planar T 50mm * F1.7/AGFA 400

