稽古風景

剣道の心得 〜気剣体の一致〜
剣道の修業上、欠くことができない重要なもの。
とは、意思とか心の精神作用を言い、心の判断によって動作を起こそうとする決心を言う。
とは、竹刀の働く作用を指す。
とは体勢のことで、身体の力、四肢の働きを指す。
これは、
相手を打とうと決心しても、竹刀や身体の動きがこれに伴わないと相手を打突することができない。
また、竹刀が先に進んでも、足が十分に踏み込んでいなければ正確な打突とはならない。
機会を見てすばやく飛び込んでも、技が伴わなければ有効な打突にはならない。
つまり、
気・剣・体が一致して始めて有効・適切で、正確な動作となる。

剣道で相手を有効打突するには上記の要件を備えなければならないのである。
決して無愛想に、無遠慮に相手を打突しているわけではないのである。
剣道は、奥が深いのである。

 
剣道の心得  〜剣道の三殺法〜
剣道には相手を倒して勝利する方法として次の3つを挙げている。
竹刀を殺し、技を殺し、気を殺す。これを三殺法という。
(1)竹刀を殺すとは、相手の竹刀の自由な動きを封じ、剣先を殺して打突することができないようにするこ   とである。
(2)技を殺すとは、先をとって攻め、相手の攻撃の機会を与えず、技を出させないようにすることである。
(3)気を殺すとは、全身に気をみなぎらせ、相手の起こり頭を抑える気位を示すことをいう。

剣道の試合を経験すると「三殺法」の反省しきりである。試合になると周りが見えなくなり、相手かまわず自分中心で攻め続け,「出小手」や「小手抜き面」で大敗を喫する。
まずは、相手の竹刀を殺し、気をみなぎらせ、技を出す。
剣道は、納得の勝ち方が重要なのである。

 


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