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Furniture





   LT03 I邸の為のテーブル / 製作Report
2004-04-29 材料が届く

I 邸のテーブルの、天板用にと発注しておいた材料が届きました。これはタモという木の巾ハギ板で、大きさが1mx2m、厚みは4cmもあります。

今回この天板は、広島県廿日市市の(株) 山根樫材工場さんのサイトで見つけ、発注しました。インターネットからの発注という事で、現物が確認できないという欠点があり、その点をお客様にも十分納得いただいた上での発注となりましたが、山根樫材工場さんの対応も非常に良く、届いた商品もなかなかで、十分満足のできる品物でした。
準備完了!

テーブルの脚などの材料を、近くのホームセンターなどで揃え、とりあえず準備完了です。脚、フレームには、パインの集成材を使用。あとはそれを固定するための、強度の強い合板を一枚用意しました。

製作するのはお客様。もちろん私も手伝います!
合板と脚を止める

いよいよ製作開始です。今回は合板とパインの集成材で、仮のテーブルを作り、その上にタモの天板を乗せ、テーブルを仕上げるという手法を採りました。

テーブルの脚には、パイン集成材の9cm角の物を利用します。それを合板の上から、ビスで止めていきます。
最近ホームセンターでは、材料の加工をして下さるところが、非常に多くなりました。今回、この材料を購入するときに、材の切断等の加工は済ませたので、ほとんどがビスで留めるだけの作業です。

合板に補強材を取付ける(その1)

強度の強い合板に脚を取付けましたが、これだけではやはり、テーブルとしての強度が確保できないので、合板に補強の為の角材を取付けていきます。
補強用の角材は、脚と同じくパイン集成材の3cm角の物を利用します。
合板に補強材を取付ける(その2)

写真は、補強材を留めているところです。
角材をボンドで留め、合板側からビスで留めていきます。
仮のテーブル、ひとまず完成

必要部材が、これでひとまず組みあがりました。
作業を始めてからここまで、わずか1時間30分ほどで完了です。
乗っても大丈夫

当たり前の事ですが、仮のテーブルとはいえ、人が乗っても大丈夫。この上にタモの天板を取付ける事により、テーブル自体の強度が増します。
天板の裏面を塗装(その1)

仮のテーブルに天板を取付ける前に、天板の裏面を塗装します。これは天板の反りなどを防止する為に行ないます。
木は呼吸しますので、天板の表と裏で環境が異なると、反りを生じる可能性が高くなります。
天板を塗装するということは、木の呼吸を止めることになります。片面は呼吸をし、片面は呼吸しない、というような状況を作ると、天板の表と裏の環境を変える事になりますので、裏面も表面と同じように塗装を施します。
天板の裏面を塗装(その2)

まずはオイルステンという着色料で、天板に着色します。
オイルステンが乾くまで、約1時間ほど。

その上から、クリアーラッカーを塗装します。クリアーラッカーは、乾くのに約半日程かかります。
全貌現る!

塗装が乾いたら、仮のテーブルと、天板を固定。
これでテーブルの全貌が明らかとなりました。

出来てみると、なかなかの存在感。お客様も気に入ってくださってます。
2004-05-06 塗装開始!

天板の裏面と同じく、オイルステンで着色します。
クリアー仕上げ

オイルステンが乾くと、次はクリアーラッカー塗装です。この後、このクリアーラッカー塗装を何度か繰り返します。

クリアーラッカー塗装を繰り返すのは、クリアーラッカーの層が厚ければ厚いほど、表面の強度が増すからです。一度に分厚く塗る事は出来ないので、何度も塗り重ねる事により、クリアーラッカーの層を厚くしていくのです。今回は4、5回、塗り重ねたそうです。
塗装前と塗装後

写真左が塗装前、右が塗装後です。
塗装前に比べ塗装後は、木目がより一層、美しく浮かび上がっているのが、解っていただけると思います。

塗装はなかな根気が要る作業です。
塗装の良し悪しで、家具の出来が決まってくるといっても、過言では無いでしょう。
完成!

製作を始めて、実質2日程。テーブルは完成しました。

今回の材料代は、全部で5万円弱。
この大きさで、同じ材質のテーブルを、既製品で探しても、この価格で見つける事は、まず不可能でしょう。
しかも、D.I.Y.で製作すれば、その家にあったデザインで、好みの家具を作る事ができるのです。