おなじみのオープニング(小公子と小公女とばらの少女たちの歌)からスタート。 そして、漫画の絵の描かれた扉から登場する、3人。 そして、本舞台に入ると・・・なぜか、マリー様はケーキ台の上でくるくる回り フェルゼンとオスカルが銀橋へ。 そうなると、アンドレは・・・と思ったら、予想通り、アンドレ、 オープニングの登場、なし! ひえ〜。 さらにさらに、待てど暮らせど出てこないアンドレ。 まあフェル×マリー編だと、端役っちゃあ端役だけどさ、 それなら、オスカルだって同じ扱いでは??と思うのに オスカルだけ、一人でオープニング出たりして ちょっと可哀想よ、アンドレ。 光と影はいつも一緒じゃなきゃ。 というわけで、全体を通してもアンドレファンには かなり物足りない作品となっている。 ま、所詮、フェル×マリー編のオスカルとアンドレは端役。 更にオスカルが特出で、しかもトップまで出るあっちゃあ、 アンドレがぐおーーーっと脇にいかされるのも、仕方あるまい・・・。 (つまり、だから東京でアンドレがしいちゃんとレオンに任せられるってことなんだけど) だから、フェル、マリー、オスカルに期待して見ましょう。 今回の作品は、なんといってもオスカル×アンドレの名場面が 2部にあることが最高の主眼です!! (そうなのか・・・?!) ええ、そうなんです、それがすごいんです。 2部にも出てくるオスカルとアンドレ。 これは画期的です。 植田センセーにこれは拍手を送ろう。 でも・・・ジェローデル「オスカルとアンドレは強く結ばれて戦死した」って こっそり覗き見しちゃったのかしらね〜。 さてさて。 で、肝心の主演の二人。 マリーのおかん的せりふがあったりして、結構、フェルとマリーの 人間的側面に迫る内容になっていたので、 彼らに感情移入するのは、ベルばらを知らない人や 初めて見る人でも簡単だったかも。 その反面、2部後半になって突如現れるロザリー×ベルナールは 本当にベルばら知ってないと、分からない存在かも。 ベルとロザたちが、自ら自分達の身分について語るけど それ以外にも、1部の中で オスカルとアンドレに伏線的に、語らせておいたら、 親密度がもう少しあがったような気が・・・する・・・。 フェルマリーに話を移そう。 今回、マリーの見せ場である「女王なのですから」も 「たとえ太陽が西から昇ったとしても」もなかった。 その代わり、アントワネット作なる歌を歌う場面が増えた。 マリーって案外、多才だったのね・・・っていうことでしょうか?? だが、女王様の作曲やらおしゃれやらの才能なんて あの時代の民衆にとってはどうでもいい能力よね。 舞台では、そういう形でも、マリーという人を肉付けていったってことなんでしょう。 なんせ「マリー生誕250周年記念」ですから。 ・・・そっち方面で、盛り上がってるとは、あんまり 感じられないけどさ(^^;)。 その一方で、しょうもない奥様方との、ぎゃ〜ぎゃ〜したやり取りは削除されていたので まるで、マリーが可哀想な遠慮深い人のように見えたけど、 実際は・・・微妙にアホ・・・だと思うんだけど・・・。 おばさま方との語りや、おばさま方から「マリーアホ発言」がなかったので 今回のマリーはカシコに見えました。 やはり、「生誕250年記念」ですから、マリーにおもねてるのかしらん。 フェルに関しては。 1部ラストの宴会の席で、彼の心情を吐露する場面ができたことで やはり人間味度アップでしょうか。 更に、2部初めにお姉さん(今回はお姉さん、今までは妹だった)に 心境を告白するシーンも出来たし。 フェルの苦しい胸のうちがラストへの布石となっています。 その割に、ロザ×ベルの布石とか オスカル×マリーとか オスカル×アンドレとか その辺の関係性の示し方の弱さが浮き彫りになって、 残念だったなあ。 まあ、一人一人ドラマのありすぎる登場人物たちの 濃すぎる一生を観客に伝わるように書くのは かなりムリがあるかもねえ。 そういうわけで、内容的はよくまとまっていたし フェル×マリーの書き込みも十分、 見る側にとっても感情移入しやすくなっていたと思います。 でも、何だかんだ言っても、やっぱり原作の主人公たちには 例え脇に花を持たせようとしても難しいな、としみじみ。 マリーとオスカルの魅力には アンドレもフェルゼンもかなわないっていう・・・。 やっぱり、ベルばらってすごい!(By わかぎゑふ) ただ〜し。 たくさん付けたい(たくさんなのか?!)注文の中でも、 どうしても言いたいものが2つ!! まず!! 「王妃様信任の厚いはずのオスカルとマリーの絡みがなかった」こと。 マリーの口から、一言も「オスカル」と発せられず、 二人の関係性(結構、親友やと思う)が 全く見えてこなかったこと。 更に、今回のバージョンでは 「オスカルがジェローデルに諭される」場面も 「アンドレがフェルゼンに諭される」場面も 「オスカルがフェルゼンに諭される」場面もなかった。 よって、オスカルがいつ、いつ、アンドレの愛に気付いたのか、分からない!! あれだけ「フェルゼン、フェルゼン」言うてた人が いきなり「アンドレの妻に」な〜んて言うて来てもやねえ、 説得力ないっちゅーねん。 まるで「フェルゼンに相手にされなかったら、この際、アンドレでいいや」みたいな ギャルかお前は!みたいな発想に、 見えなくも・・・なかった・・・。 ちょっと悲しかった・・・。 一体、オスカルはいつ、アンドレの愛に気付いたんだろう??? 他、フィナーレへの文句とかもあるんだけど。 (トウコのバラタンは確かに格好いい。だが銀橋ないってどういうこと! てか、フィナーレのオープニングは、トウコの「ばらベルサイユ」からだと ものすごく期待したのに!!くやしい〜) まあ、白羽ちゃんの「ボレロ」も頑張ってたし、 ま〜いっかな〜〜みたいな。 でも、本当は男役にダイナミックに踊って頂きたかったわ〜〜。 「小雨降る径」も好きなんやけどね、 デュエットダンスの2本立ては新鮮味に欠ける。 どっちかだけでよかったんでは?? というわけで、フィナーレへの期待は 次の雪組公演へ持ち越しだあ!! |