古代幻想ロマンシリーズ

他の作品に比べ、知名度は低い・・・かもしれないが
古代史大好き☆なNessy1号が
15年以上前、偶然、本屋で見つけて以来、読み続けているシリーズ。

作者は長岡良子。現在の活躍の場所は主に「ミステリーボニータ」(秋田書店)。

古代幻想ロマンシリーズと一くくりにしているけれど
実際は、ゆるやかなつながりの中の、
短編、中編、長編の混ざった作品群です。
決して、ひとつの作品ではありません。

作品の流れとしては、大きく2つに分かれます。
一方は、真摯に、しかし独自の視点で日本の古代史に迫った物語、
もう一方は、歴史を追いながらも、超常力者と呼ばれる、
不思議な存在(神の子孫達?)を登場させるコトで、
歴史をよりリアルに浮かび上がらせようとした、作品群。

では、作品を一気にご紹介!
どこから読むかは、あなた次第だっ。


この方の、ライフワークなのでしょうか?
藤原不比等、そして中大兄皇子の一生涯を追うのが。

飛鳥時代を独自の目線で切り開かれていく、この歴史観はどこから形成されたのか、
私は寡聞にして知らないのですが、何か元となる教授など、いらっしゃるのでしょうかねえ。

一方では、超常力者と呼ばれる者たちの活躍する、
いわば「裏・古代史」とでも言うべき作品を書かれつつ、
正史を独自の視線で追う歴史物語の
二種を並行して描いていかれるのは、凄いコトだよな〜と単純に思うのです。

どこか、シンクロしてる作品もあるのだが、
二つが混ざるコトは決してない作品たち。

私としては、どちらのタイプの作品も大好きなのですが、
昔から、中大兄皇子ひいきなので(笑)、
その彼の幼少時代を描いた、「暁の回廊」を見たときは「やった!」と思いましたね。
やっと、書いてくれたか〜〜〜と。

でも、出来れば、もう少し、もうちょっと書いて欲しかった気もするけど
そうなると、「夢の奥城」と時代が被ってくるので、
手前で止めたのだろ〜か。
う〜〜〜ん・・・。

これらの作品、発表順に読むのも楽しいし
時代順に読むのも、人物の変遷が分かって面白い。

歴史観の合う方、歴史物なら何でもOKな方、
一度じっくり読んでみて下さい。
新たな日本の姿が見えてくる!!・・・かも(笑)。

その他の長岡作品(歴史物のみ)


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