パリ祭
       
二人の住んでいた
 あのアパルトマンの
見える丘に立ち
想うは 過ぎた日
今は帰らぬ夢
懐かしあの日
パリ祭の夜
        
絹糸のような あの小糠雨に
二人で濡れて歩いた並木
ワルツも流れていたあの街角に
あの日あの夜の楽しい想い出
ああパリ甦る 遠い囁きよ
甘い二十歳の夢の恋よ